実技講習の受講にあたって
- 当日の心得・服装について
- ダイジェスト動画で実技講習でやることを確認!
- ロープワークを動画でご紹介
実技講習のまえに
お送りしております「ボートライセンステキスト 実技編」を予習の上、実技講習を受講ください。
乗船服装
- 服装
- 軽快で動きやすい服装で、あまり素肌を出さず、陸上より1枚余分に着用する。(直接風を受けるから)
- 靴
- デッキシューズまたは運動靴
- その他
- できるだけ雨具の用意を。帽子もあった方がよい。
実技の心得
- 常に見張りを忘れない
- 大きな声でテキパキと
- 急ハンドル、急発進、急停止など急のつくものは禁止
- 安全確認を忘れない
- 失敗を恐れない
-
常時適切な見張りをする(講習中、試験中も同様)
- 航行中、停留中をとわず、前方だけでなく常に全周を見渡し、他船の有無、動静及び進路上に浮遊物等の障害物の有無を目視により確認する。
- 少しでも早く他船や障害物を発見することにより、余裕をもってこれらを回避することができる。
実技講習内容
実技講習では実際にボートに乗り、操船技術や点検方法、ロープワーク、ハンドコンパスの使い方などを学習します。
講習で使用するのは、すべて国家試験で使用するボートと同じ型ですので、安心して試験にのぞむことができます。
01小型船舶の取扱い
発航前船体点検/発航前エンジン点検/発航前法定備品点検/エンジン始動・停止/暖機運転/解らん/係留/ロープワーク/トラブルシューティング/方位測定など
02基本操縦
発進/増速/停船/後進/変針(旋回) /蛇行(連続旋回)など
03応用操縦
人命救助/離岸/着岸/避航操船など
ロープワーク
実際に船舶を運用する際に覚えておかなくてはいけないのがロープワーク。実技試験でも出題される代表的な「結び方」を動画でご紹介します。
- 巻き結び
- <クラブヒッチ>棒などにロープを巻き止める時に使用します。
- もやい結び
- <ボーラインノット>桟橋のビットやボラード、リングなどに船を係留する時などに使用します。
- クリート止め
- <クリートヒッチ>クリートにロープを止める時に使用します。
- いかり結び
- <フィッシャーマンズベント>アンカーにアンカーロープを結びつける時に使用します。
- 本結び
- <リーフノット>同じ太さの2本のロープを結びます。
- 一重(ひとえ)つなぎ
- <シングルシートベント>太さの異なる2本のロープを繋ぎます。通常、太いロープで輪を作り、細いロープを絡ませます。
- 二重(ふたえ)つなぎ
- <ダブルシートベント>太さの異なるロープを確実につなぐ時に使用します。
- 8字結び
- <エイトノット>穴やリングに通したロープが抜けないように、ロープの先にコブを作ります。